年中行事

毎月21日護摩祈祷午前10時~於:護摩堂(本堂に向かって左手奥)


護摩祈祷

1月21日柴燈護摩奉修 午前10時~於:護摩堂前







4月6日釈尊降誕会(花祭)午後3時~於:本堂

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7月下旬 愛宕山大権現 祭礼



愛宕山

8月21日 施餓鬼会 午後2時~ 於:本堂

施餓鬼供養
施餓鬼について

施餓鬼の功徳として先祖供養と福寿増長(長寿延命)が説かれるのは、目連尊者と阿難尊者の逸話によります。


仏弟子の中で神通第一と称された目連は、その神通力により亡き母の行方を探すと餓鬼道に落ちて苦しみを受けていた。目連尊者は神通力で母を供養しようとしたが食べ物はおろか、水も燃えて飲めない(上図の右下)。そこで、目連尊者は何とか母を救う手立てがないかをお釈迦さまに尋ねた(上図の左上)。するとお釈迦様は目連尊者の母が生前慳吝(けんりん)(欲が深くて、けちであること)であったが故に餓鬼道に落ちたのである。これを救うには多くの僧が九十日間の雨季の修行を終える七月十五日に、ご馳走を用意して経を読誦し、心から供養せよと仰った。目連が早速その通りにすると、目連の母親は餓鬼の苦しみから救われたのである。(『盂蘭盆経』による)

仏弟子の中で多聞第一と称された阿難尊者が座禅瞑想していると、焔口餓鬼が現れ阿難尊者に向かって「お前は三日後に死んで、私のように醜い餓鬼に生まれ変わるだろう」と言った。



驚いた阿難尊者が、どうしたらその苦難を逃れられるか焔口餓鬼に問うと、一切の餓鬼、困苦の衆生に飲食を施し、仏・法・僧の三宝を供養すれば餓鬼は救われ、阿難尊者の寿命も延びるだろうと答えた。しかし、そのような財力のない阿難尊者はお釈迦さまに助けを求めた。するとお釈迦様は観世音菩薩の秘呪である加持飲食陀羅尼を唱えて一器の食物を加持すれば、その食物は無量の食物となり、一切の餓鬼は充分に空腹を満たされ、無量無数の苦難を救い、施主は寿命が延長し、その功徳により仏道を証得することができると答えられた。阿難が早速その通りにすると、阿難の生命は延びて救われた。(『救抜焔口陀羅尼経』による)


上図の右下は飲もうとした水が火に変わる餓鬼の姿。餓鬼たちは仏の救済を願うが、あまりの餓えと苦しみの為、仏の説法が耳に入らない(上図の左)。そこで、仏が神通力によって水を飲ませ(上図の中央)、改めて様々な説法をした。すると、餓鬼たちは醜い姿を変じて菩薩となり昇天して行く(上図の右上)。


私達僧侶はお釈迦さまが授けられた作法を修法しております。私達とともにご参拝の皆様がお積みになった施餓鬼の功徳は御先祖様の供養にふりむけられ(廻向)、同時に皆様自身の寿命と幸福が増長されることになります。
これらの絵図は『餓鬼草紙』(曹源寺本)




毎年12月初旬 寒中托鉢行






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