結婚式

仏前結婚式のお勧め

蓮

仏前結婚式とは、各寺院のご本尊様、宗祖を初めとする先師尊霊、両家の過去精霊の御前において相互信愛を誓う儀式であり、諸仏諸天の加持護念により、福智増長、子孫繁栄、家運隆盛、寿命長遠を願う吉事であります。

仏前結婚式においては十善戒を授けられますので、まず戒と律の違いをご説明します。戒は自発的に守るもの、律は他者と関わる上でのルールとお考えください。たとえば「赤信号で止まる」のは律。「蟻の行列を踏まずによけて通る」のは戒と考えてくだされば結構です。このような戒を自らの身に宿し、その戒が脈打ちはじめ、様々な場面で、人として、仏教徒としてそれをなすべきか否かを判断する力を得る。これを戒体発得(かいたいほっとく)と申します。

十善戒とは
不殺生(いたずらに生き物の命を奪っていないだろうか)
不偸盗(持主の分からないもの、他人のものを勝手に使ったり、我が物としてないだろうか)
不邪淫(浮気心を起こしていないだろうか)
不妄語(嘘をついていないだろうか)
不綺語(たわむれにも人を傷つけるような言葉を発していないだろうか)
不悪口(人の悪口を言っていないだろうか)
不両舌(二枚舌を使っていないだろうか)
不慳貪(物惜しみしていないだろうか)
不瞋恚(威張って怒りちらしていないだろうか)
不邪見(よこしまなものの見方をしていないだろうか)

全ての戒に「不」という字が付いております。これは「~をしてはならない」と自らを縛るルールではなく、日々の暮らしの中で「~をしてないだろうか」と自らを点検し、もし反省すべきことがあれば反省し戒を授かった時の本来の清らかな姿にもどるための手立てと考えていただけるとありがたいです。
授かった戒に基づき身心を正して、人倫の道を全うし、妻を護り、敬愛を忘れず、常に相い和して、父母の恩、社会の恩、仏様の恩、国の恩に報い、社会の福祉に貢献する。そういったありようは混迷を極めるこの社会を清めて行く一つの方便(手立て)にもなるものと確信しております。これまで、生老病死の「死」との関わりが意識されることの多い仏教界ですが、結婚という第二の人生の始まりに、関わることで「生」と繋がる仏教を志して行きたいと考えております。

以上の趣旨から、檀信徒の皆様に仏前結婚式をお勧めする次第です。
関心をお持ちの方は当院までお問い合わせください。

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